暗号資産を勉強するにあたって10冊くらい本を読んだんですが、その中でも一番初心者に読んでほしい本を紹介します。
『世界一やさしい暗号資産の教科書』です。
まったく知らない分野をこれから勉強しようと思ってる段階って、なにから始めたらいいのか、教材としてなにを選べばいいのか分からないですよね。
暗号資産の勉強であれば、これから勉強しようと思っている超初心者の方にオススメの一冊です。
ストーリーとしては、暗号資産やビットコインについての知りたい、投資したいと考えている主人公の「僕」が、暗号資産の学校に入学して学ぶ、というものです。
会話形式で進むのでとても読みやすく、テンポも良くて、暗号資産をこれから勉強したいと思っている人はまるで自分が主人公である「僕」になったかのように読み進めることができます。
本書の紹介
全部で以下の6章の構成となっています。
- 暗号資産の未来はどうなるの!?
- 今さらですが、暗号資産って何?
- あなたの知らない暗号資産の魅力
- まずはビットコインとイーサリアムを買う
- 実践!口座開設から売買、送金する
- ワンランク上の投資術
2〜3時間で読めるので、あまり気構えることなくスタートできますよ。
少し内容についてご紹介しますね。
暗号資産の未来はどうなるの!?
日本人は投資や資産運用についての知識が乏しくて、お金について勉強する必要があります。でも、株やFXはなんとなく難しいそう。それならビットコインなどの暗号資産なら、なんとなく将来性を感じる。だから暗号資産とかビットコインを勉強したい。
そんな「なんとなく」を理由に暗号資産の勉強を始める人もいるのです。
でも、暗号資産も「なんとなく」不安を感じることもありますが、ここで「暗号資産投資の7つのお約束」があります。
この「7つお約束」は暗号資産初心者向けであり、難しくはないので、しっかりと守ることがまずは暗号資産の第一歩になってきます。
暗号資産の未来についても語られてますが、暗号資産を始めるにあたっての心構え的なことが書かれてます。
今さらですが、暗号資産って何?
次は、「暗号資産とは?」という内容です。
簡単にいうと暗号資産とは、ネット上で発行、取引されるお金のようなもの、です。
法定通貨(いわゆる「お金」)と暗号資産の違いとか、ビットコインが生まれた背景とか、「ブロックチェーン」「マイニング」とかを解説してます。
正直、「ブロックチェーン」や「マイニング」などの技術的なことは知らなくても暗号資産で資産運用はできます。ただ、なんとなくでも知っておくと偽物を見抜く助けにもなりますし、暗号資産を勉強していくと絶対に興味をもってきます。
普通の解説は説明文ですが、これは会話形式なので「ブロックチェーン」や「マイニング」もスッと頭に入ってくるんです。
ビットコインを考えた人は今でも謎に包まれていたり、暗号資産ごとに専用にブロックチェーンがあったりと、暗号資産の基本的なことの解説がある章です。
あなたの知らない暗号資産の魅力
暗号資産が世界中で注目されている理由や、海外での取り扱われ方、NFTやゲーム、メタバース、WEB3、DeFiについて触れられてます。
また難しい言葉が出てきてますね。
でも、会話形式ですからそれほど難しく感じないのが不思議です。
ビットコインが法定通貨になっている国がなってたり、銀行口座を持てない人がビットコインに頼って送金してたり、海外では投資ではない使い方もされているんです。お金と同じ扱いですね。
NFTはブロックチェーンの技術だからこそ存在できて、絵画などのデジタルアートをコピーされてもどれがオリジナルなのかを証明できるんです。だからデジタルアートに唯一無二の価値を与えることができるんです。
メタバースやWEB3も言葉は聞くけど、よく分からないのもしっかり解説してくれます。
DeFiも含めて、やっぱり暗号資産を勉強していくと派生して必ず出てくる言葉です。
まずはビットコインとイーサリアムを買う
暗号資産といえばビットコインです。暗号資産はビットコインのことだと思っている人もいます。
でも、暗号資産って数えきれないほど種類があって、初心者にはとても選べません。そこで、ビットコインとイーサリアムを勧められます。
勉強していくうちに、やはりビットコインとイーサリアムが勧められる理由が分かってきます。
暗号資産を購入するにあたって改めて「7つのお約束」の詳細を確認して、無理せずに買うことを勧められます。
実践!口座開設から売買、送金する
さっそくビットコインやイーサリアムに投資しようと思ったら、まずは口座開設をする必要があります。
暗号資産の簡単な流れは以下です。
- 口座を開設する
- 開設した口座に入金する
- 暗号資産を買う
そして、いずれは売却して日本円に戻して、円で出金します。口座開設のやり方はこちらに記載しているので、併せて読んでみてくださいね。
暗号資産は証券会社じゃなくて取引所で買うんですね。取引所と販売所の違いやウォレットについても解説されてます。
暗号資産で儲かったときの税金についても必要な知識ですね。税金の知識も入れておきましょう。
ワンランク上の投資術
今までは本当に暗号資産の基礎の基礎でしたが、この章では少し上の知識が解説されています。
私はある程度の基礎知識があった上でこの本を読んだんですが、それでもこの章はものすごく勉強になりました。この章だけでも買う価値があったほどです。
暗号資産を買ったら、次のステップも考えて見ます。
- 貸暗号資産(レンディング)
- ビットコインとイーサリアム以外の暗号資産やコインのタイプ
- 草コインやこれから注目されるコイン
- 海外の取引所
- セービングとステーキング
今はまだ分からないことばかりですが、ここまで読み進めてくると自然と理解できるようになっています。また、今以上に暗号資産に興味を持っているはずです。
まずは読んでみよう
これから暗号資産を始めてみようと思っている「超」がつくほどの初心者は、どこから始めてたらいいかと不安に思っているはずです。
それならこれを一度読んでみるのをおすすめします!
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