嫌なことを忘れる方法

生活

失敗したことや失恋したことなど、「嫌なこと」が頭から離れないことは誰でも経験したことがあるでしょう。忘れようとしてもそればかり気になってしまって、イライラして夜も眠れないこともあるでしょう。

人間は意識しないようと意識すればするほど、それを意識してしまいます。

そんなとき、どうやって頭を切り替えればいいのか、その方法を解説していきます。

「嫌なこと」はアウトプットしない

「嫌なこと」を何回も誰かに話したり、聞いてもらったりすることはしないほうがいいでしょう。

「嫌なことがあったときイライラして誰かに聞いてもらいたい」
「上司から理不尽なことで怒られてたから誰かに愚痴をいいたい」
「失恋したことを友達に相談したい」
そういった気持ちは分かります。

ただ、逆に考えてみてください。

何かを覚えるには、インプットだけではあまり効果がなくアウトプットして初めて身になります。

話すことはアウトプットすることです。つまり、嫌なことを話すことで、その記憶はより忘れられない情報となって頭に残ってしまいます

私も学生時代の勉強方法で、英単語は口に出しながら覚えていたり、教科書はブツブツ呟きながら読んでいたりしました。そうすることで頭にインプットしながら口からアウトプットしてるので記憶にも残りやすいかったのです。

これと同じです。

嫌なことを口に出すということは、嫌なことをアウトプットしているということです。

嫌なことをアウトプットしてしまうとその情報が頭に強く残ってしまうのです。

「上司に叱られた」「失恋した」「ムカつくことがあった」など、ネガティブな出来事を何度も人に話すことをすると、より記憶に残りやすくなってしまします。

「嫌なこと」はアウトプットしないことが、嫌なことを忘れる近道です。

1回だけのアウトプットはOK

とはいえ、嫌なことを自分の中だけに留めておくことは逆にストレスになりますし、どうしても話したいと思う気持ちも理解できます。どうしても誰かに話したいという場合は「1回だけのアウトプット」であれば問題はありません。

英単語や歴史上の人物を1回口に出しただけで覚えることが出来る人はそうそういません。

※たまにいますが、そういう人はまた別次元の人なので、こういった悩みはないのでは、、、

ですので、嫌なことがあった場合、「一番信頼できる人に1回だけ話して終わり」というルールを作り、そのルールを徹底していきます。

「1回」を守る限りストレスも発散できますし、記憶の強化も行われません。

「1回じゃ足りない」という人もいるかもしれません。その場合は、その1回の吐き出しが不十分なのです。その1回で、全てのストレスを吐き切るつもりで話すようにしてください。

そうするとその1回がかなりのボリュームになるかもしれませんので、自分の一番信頼できる人を選ぶのが重要です。自分の性格を知っていてくれて、多少迷惑をかけても自分の味方でいてくれる人ですね。

親や配偶者、恋人・親友など、自分に近い人がいいかもしれませんね。

そして、回数は「1回」です。

「1回吐き切ったらそれで忘れる」という習慣を作りましょう。

それで忘れる。

「忘れる」ということも、初めは大変かもしれませんが慣れるとできるようになります。

寝る前に「ポジティブ日記」を書く

どうしても「嫌なこと」を振り払えない人は、寝る前の「ポジティブ日記」がおすすめです。

電気を消して、テレビも消して、スマホも置いて布団に入っていると、どうしても嫌なことを思い出してしまいます。

さらに厄介なのは、寝る前の15分は記憶のゴールデンタイムと言われています。記憶のゴールデンタイムの時間は、そのときに考えていたことは記憶に残りやすくなる時間です。

寝るの前の記憶のゴールデンタイムに「嫌なこと」を思い出すとなおさら記憶に残りやすくなってしまうのです。

これは意識しないと思えば思うほど意識してしまうものです。

そんなときは、寝る直前に「ポジティブ日記」を書いてください。

今日一日で起きた楽しかったことを3つ書きだす、という単純なことです。

例えば、

  1. 初めて入ったお店のランチが美味しかった
  2. 定時で退勤できた
  3. 手間取った仕事が片付いた

こういったようにその日感じたポジティブなことを書きます。Twitterや Facebookなどで発信するのもよいでしょう。

そして、次の2点に気を付けてください。

  • 寝る15分以内に行うこと
  • ネガティブな出来事は書かない

ポジティブ日記を行うことで、そのポジティブな内容をイメージしながら眠りにつくことができます。

人間の脳はマルチタスクができません。ポジティブなことを考えてる間はネガティブなことを考えることができないのです。

ポジティブなことを考えた状態で眠りにつきますので、頭の中からネガティブな出来事を追い出して一日を終えることができますので、「嫌なこと」は記憶に残りにくくなります。

嫌なことを忘れる習慣を作ろう

「嫌なこと」がモチベーションに繋がる人もいますが、多くの人はできるだけ早く忘れたいと思っています。

嫌なことを次の日に引きずらないためにも、今回解説したことを実践していきましょう。

  • 「嫌なこと」は口に出せば出すほど記憶に残る
  • 1回だけのアウトプットというルールを守る
  • 寝る前に「ポジティブ日記」を書く

これを実践していけば、常に安定した気分で過ごすことができます!

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