「ブレインダンプ」って聞いたことありますか?
頭の中で考えているけど、上手く考えがまとまらなかったり、なかなか行動に移すのは難しかったり、そういう人はこれから解説するブレインダンプを実践してみてください。
頭の中がクリアになって、何をすればいいかの優先順位がはっきりしてきます。
いろいろとやりたいことはあるのに上手く行動に移せない人は必見です!
ブレインダンプとは
「ブレイン(脳)」を「ダンプ(出し切る)」するのが「ブレインダンプ」です。頭の中で考えていることを紙に書き出し、自分の頭の中を可視化していくことがブレインダンプです。
頭の中では考えすぎていることが多いです。
頭ではいろいろと考えているので上手くいかないという人は、頭の中で考えすぎているケースが多いので、徹底的に紙に書き出してみましょう。
ビジネスパーソンの中では目標達成のための欠かせない手段として使われています。
ブレインダンプの効果は?
ブレインダンプで頭の中で考えていることをすべて書き出すことで、次のような効果を得ることができます。
- 自分の興味・関心・欲求を可視化できる
- アイデアを生み出すためのスペースを頭の中に作り出す
- やるべきことと、やめるべきことを整理できる
- 行動の優先順位を決める
- 行動リストを作って実行できる
私たちの頭の中は、やるべきことも、やらなくていいことも、同列で考えています。ですので、頭の中のことを書きだして、やるべきこととやらなくてもいいことを事前に決めておかないと、「今日は何をするんだっけ?」となってしまいます。
もう少し分かりやすくすると、こんな効果があります。
- 今やるべきことが明確になる
- 今必要ないものが明確になる
- 好きなことが見つかる
- 得意なことが見つかる
- 優先順位がはっきりする
- 目指したい人生がわかる
ブレインダンプで最も重要なことは、ものごとの優先順位を決める、ということなのです。
ブレインダンプで優先順位を決めることで、あなたの脳は行動に向けてフル回転するようになります。
行動できない人は頭の中のメモリ不足
人間の脳は、非常に多くのことを考えて記憶しています。そのため、具体的なアイデアや言葉を吐き出さない限り、メモリの消費とみなされて、どんどん削除されていってしまうのです。
でも、具体的なイメージや発言があれば、優先順位の高い行動として脳が認識してくれます。
ブレインダンプで、あなたの思考を整理することで優先順位を作り、行動するための理由を見つけることができるのです。
ブレインダンプのやり方
それではブレインダンプの具体的なやり方をご説明します。
用意するものは、A4くらいの真っ白い紙・ペン・タイマー(スマホでOK)です。
この紙に自分の思考を書き出していくのですが、まずは「手書き」が良いでしょう。絶対に手書きでないといけない、というわけではありませんが、手書きの方が頭の中を吐き出しやすくなります。
そして「制限時間」も大事です。
時間の制限があると生産効率が高くなります。まずは制限時間を5分に設定してから作業に入りましょう。
ここまでの準備が整ったらブレインダンプを開始します。
ただし、テーマを決めずにブレインダンプを始めると5分では足りなくなってしまうので、テーマを決めておきましょう。
「本当に自分がやりたいこと」「今の仕事でうまくいく」「恋愛を成功させる」などなど、、、
目標としては50~100個ほどを書き出すイメージです。10個や20個だと全然出し切れていないので、頑張って書き出していきましょう。
思っているよりも自分の欲求は少ない
私が初めてブレインダンプに取り組んだときは、30個くらいで手が止まってしまって、書き出すことが無くなった記憶があります。
人間は、いろいろとやりたいことが多いように見えて、本当に欲している欲求や、本当にやりたいことは意外と少ないものですね。
でも、「これ以上書くことがない」という状況まで自分を追い込み、そこからさらに20個30個と書き出すことを行うことで、あなたの頭の中がクリアになり、それがブレインダンプの成功です。
ブレインダンプが成功したら、頭の中がとてもクリアになり、今自分がやるべきことややる必要のないことがはっきりと見えてきます。
定期的にブレインダンプを行い、頭の中をクリアにしていくのが良いでしょう。そうすることであなたの思考のパフォーマンスを高めていくことができます!
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